佐賀県ガイド

「佐賀県」の歌詞を分析してみる

 近年存在感が薄れていた佐賀県の知名度を盛り返すことに成功したのは、はなわさんの「佐賀県」のおかげでもあります。そして、この曲のイメージが、多くの人、佐賀県民以外の人にとって佐賀県のイメージになっているようですね。ですから、この曲の歌詞がどこまで佐賀県の実情に沿ったものなのか、検証してみましょう。

「登下校をする子供たちは歩きなのにヘルメット」
 これは佐賀県全体ではなく、市町村によってだそうです。佐賀県以外にも静岡県などは、小学生はヘルメット登校が多いらしいですね。鹿児島県の桜島もヘルメット登校で、これは火山礫(火山岩壁)のせいなのだとか。

「クラスの半分以上が同じ床屋、残り半分はお母さん」
 まあ、あれです。地方はそもそも床屋は少ないわけで……。もちろんそんなわけはありません。

「牛丼 吉田屋」
 これは完全に作り。ただ、この歌をネタに一時期、はなわさんが吉田屋を経営していました。なお現在は存在しません。

「ヤンキーがもてる」
 田舎ほどヤンキーがもてるとは良く言われる話ですよね。佐賀独自の現象ではありません。というか、佐賀はそれほど田舎ではありません。おそらく……。

「バス停の名前が山下さん家前」
 残念ながら実在しないようです。残念……。

「鍵をかける習慣がない」
 これは佐賀県に限らず、田舎ではありがちですね。もちろんこれは佐賀県全体の話ではなく、一部の話です。実は佐賀県は不名誉ながらも犯罪発生率が高い県ですから、最近は防犯意識が高まっています。

「さがをさがそう!佐賀の人間とってもネガティブラー」
 佐賀のキャッチコピーはさがをさがそう! これは本当ですが、特に佐賀県民がネガティブラーなわけではありません(笑)。シンプルでいいコピーだと思います。

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