佐賀県の代表的な方言を紹介します。佐賀県の方言は温かみがあり、佐賀県の自慢の一つです。「がばい」・「がっぺ」などは、佐賀県民以外でも耳にした人が多いのではないでしょうか。佐賀県にきたら、ぜひひとつでも、覚えて使ってみて下さいね。
「~くさい」
佐賀の方言では特に特徴的な語尾。~だ、~です、程度の意味ですが、例えば「あなたがくさい」といえば、「あなたです」という意味。いろいろ誤解されそうですね。
「とっとっと」
「取って(持って)いるのか?」、もしくは「取って(持って)いる」の意味。語尾上がりの発音なら前者、平坦なアクセントなら後者になります。
「やあらしか」
いやらしいという意味ではありません。むしろ逆で、かわいいという意味。ちなみに可愛がることを、佐賀では「みぞがる」といいます。
「ふうけもん」
映画のタイトルにもなりましたね。ばか者に近い意味ですが、侮蔑的な意味だけでなく、愛情あっての言葉という感じ。なお、「ふうける」というのは、怠けたり、ふざけていたりする様子を指します。