佐賀県ガイド

佐賀の方言

 佐賀県の代表的な方言を紹介します。佐賀県の方言は温かみがあり、佐賀県の自慢の一つです。「がばい」・「がっぺ」などは、佐賀県民以外でも耳にした人が多いのではないでしょうか。佐賀県にきたら、ぜひひとつでも、覚えて使ってみて下さいね。

「~くさい」
 佐賀の方言では特に特徴的な語尾。~だ、~です、程度の意味ですが、例えば「あなたがくさい」といえば、「あなたです」という意味。いろいろ誤解されそうですね。

「とっとっと」
 「取って(持って)いるのか?」、もしくは「取って(持って)いる」の意味。語尾上がりの発音なら前者、平坦なアクセントなら後者になります。

「やあらしか」
 いやらしいという意味ではありません。むしろ逆で、かわいいという意味。ちなみに可愛がることを、佐賀では「みぞがる」といいます。

「ふうけもん」
 映画のタイトルにもなりましたね。ばか者に近い意味ですが、侮蔑的な意味だけでなく、愛情あっての言葉という感じ。なお、「ふうける」というのは、怠けたり、ふざけていたりする様子を指します。

「あばかん」
 佐賀では入りきらない、というような意味です。ちなみに熊本の方にいくと、たくさん、という意味になるそうです。そして佐賀ではたくさんと意味で「よんにゅー」といいます。大量にあるというニュアンスになると、「よーけ」です。

「にゅー」
 寝よう、という意味です。これはかなりかわいいですね。

「がばい」・「がっぺ」
 すごく、とても、というような意味。通常は「がばいすごか」のように連用修飾語として用いられるのですが、ベストセラーになった「がばいばあちゃん」のように動詞と組み合わせない場合はすごいという意味で使われます。

その他、佐賀の方言として是非覚えておいて欲しいのは、擬態語を3回繰り返すこと。例えば「どんどん」は、「どんどんどん」、「(雨が)ざーざー」は「ざーざーざー」などのように、2回ではなく3回繰り返して使いましょう!

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